【京都】デイリーポータルZで取材した居酒屋本屋「遠藤書店」こぼれ話

f:id:yh1123:20160620202102j:plain守りたい、この笑顔(ピンぼけしててすみません)

 

Webメディア、デイリーポータルZに記事が掲載されました。

portal.nifty.com

 

「第一回おもしろ記事大賞」の受賞がきっかけでお声掛けしてもらっての執筆。Webメディアの老舗だけに、執筆が決まったのはとっても嬉しかったのです。

 

詳しいことは記事で読んでいただければ〜と思うのですが、店内で居酒屋営業をやっている「遠藤書店」さんを取材したい!と思ったきっかけとしては「町の本屋」の減少。

 

京都府書店商業組合のHPで加盟店舗を数えたら150以下でした(非掲載の加盟店舗もあるかもしれないので多少は数が変わるかも)。

 

ちょうどドラマ「重版出来」でも厳しい書店事情が描かれていましたね。

 

Amazonの広まり、大型書店の新規オープン、そもそも紙媒体の生産落ち込みや経営者の高齢化などなど、個人書店の廃業にはさまざまな理由はあるんだろうけど、わたしが学生時代に住んでいたエリアも、卒業から3年ほどのあいだに4件ほど個人経営の書店が廃業してしまいました。

 

きっと知らないだけでもっとあるんでしょうな〜。

 

f:id:yh1123:20160620202104j:plainお店のお客さんたちと乾杯。アットホームな酒場だ。

 

こないだあるイベントがきっかけで、京都の伝統産業に関わる職人さんと話す機会があって、長年守り続けてきたものをどう将来へ受け継ぐのか……という話になったんですが、その職人さんはこう言っていました。

 

「僕は別に『伝統を守る』とか『伝統的なものがずっと残るべき』とは思わない。人々から必要とされなければ、どうやったってそれは消えてなくなるものだから」

 

「だから維持するというよりは、その技術を用いてニーズを開拓し、新しいものに手を出していかないとな、と思いますね」

 

わたしもAmazonや大型書店をよく使うし、個人の小さな書店ではめっきり買う機会が減りました。ああ〜、でもそのくせいざ閉店するところを見ると寂しさを覚えてしまう半端な奴ですみません。

 

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お造りなんかもあるのです。煮付けなんかもあるのです

 

そういえば、本屋好き&猫好きさんのあいだでは有名かもしれませんが、神保町の「姉川書店」さんは不況のあおりを受けたなかで、復活策として猫に関する書籍やグッズに特化したコーナーを設置して見事に人気スポットとして復活した個人書店。

 

nyankodo.jp

 

姉川書店のように、遠藤さんとこも現状維持から脱却して、新しい挑戦で話題をかっさらう本屋のひとつ、ひいては斜陽産業の回復事例のひとつかもしれません。

  

f:id:yh1123:20160620202108j:plain万引き監視用のミラーは、和気あいあいと盛り上がるお客さんを映す画面に

 

手作り感あふれる家庭的な酒のアテが揃う遠藤書店、とりあえず串カツとおでんはマストです。あああ、今すぐハイボール片手に1杯やりたい。

 

そのうちお気に入りの本やマンガを予約して、届いた日にみんなで取りにいって、読みながら飲み会とかしたいなぁ。